Home > 施工事例戸建住宅(50音順)綱島FS邸

綱島FS邸 -角地を生かしたコンパクトな家-

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内部とは対照的なシャープでメタリックな外観。角地に向かって開くと同時に表情を作り出している
 
建設地 神奈川県横浜市港北区
家族構成 ご夫婦+子供1人
構造/階数 木造在来工法2階建
敷地面積 約80m2 (24坪)
用途地域 第一種低層住居専用地域
建蔽率/容積率 50%(+角地緩和10%)/100%
建築面積 約45m2 (14坪)
延床面積 約77m2(23坪)+ロフト約9m2(3坪)
設備 電気、給排水、空調、床暖房、TV、電話、インターホン
設計・監理 植本計画デザイン
植本俊介・唐崎 圭
構造設計 SIGLO建築構造事務所
山口吉紀
設備コンサルタント

ZO設計室

柿沼整三・清水真紀

施工

栄港建設

奥 誠・古岡優典

竣工 2005年6月
 

 約80m2(24坪)の土地に、駐車スペースも確保しなければならない厳しい敷地条件の中、ご夫婦とお子さん1人(将来的には2人)が快適に暮らせるスペースをいかに確保するかがテーマとなりました。

 

 小さなスペースですと、無駄を徹底的に切り詰める必要がありますが、単に無駄を省くだけでは、小さいだけのつまらない家になってしまいます。吹抜や階段の踊り場、テラスなど空間化されることで“ゆとり”を生み出すことのできるスペースはむしろ積極的に評価する必要があるのです。

(※)photo by Hiroshi Tabuse

  
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キッチンカウンター越しにリビングを見る。梁は宮崎産帯赤杉
 
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リビングからルーバーに囲われたテラスを見る。吹抜の上から光が落ちてくる。
 
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リビングからキッチン。キッチンカウンターのダイニング側は可動棚となっている
 
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2階のフリースペース。吹抜の上はロフト。可動建具を閉めれば単独で切り離されたスペースとなる。
 
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1、2階を結ぶ吹抜。上下を結ぶと同時に空間に奥行き感を与えている。
 
 
 ポイントは角地であることでした。建物をL型配置とし、南側の角に向かって開きつつ、光・風を取り入れつつ視線は遮るルーバーで囲うことで、“遮りつつ開く”という表情を作り出すことが出来ました。
 
 テラスは、いわば外部にあるもうひとつの居間。車は屋根無しで道路に対して平行駐車と割り切ることで、小さいながらもテラスを取ることが出来ました
 

 隣地に接する2辺は北側斜線で高さが低く押さえられてしまうので、角地に向かって上がっていく片流れの屋根としています。1階と2階の間の床ふところは極力小さくし、階段の下は物入れとし、屋根は構造あらわしとして、一番高い部分をロフトスペースとするなど、平面だけでなく、断面的にも無駄を徹底的に排除し、それが空間的も魅力となるように考えています。

 

 また、1階は収納やカウンターなどのしつらえを細かく考えた設計としていますが、2階は対照的にフリースペースとして、使い方を決めつけない自由な考えとしました。全てを決め込むのは息苦しくなってしまいますし、家族環境の変化にも対応できなくなるからです。

 

◆構造

 構造は、平面計画との整合性、コスト的な面から在来工法にしています。ほとんどの壁に筋交いが入っているので壁は大壁としていますが、梁は1、2階共あらわしとしています。

 

◆材料

 材料はコストパーフォーマンスを重視し、構造材は宮崎産のオビ赤杉(柱・梁)、熊本産の桧(土台)、2階天井の化粧野地板はSPF材、壁・床はパイン材を使用しています。

 
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カウンターの下はキッチン側から使える窪みのスペース
 
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2階テラスから1階テラスの見下ろし(※)
 
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洗面の右側が浴室へとつながっていく。(※) 浴室からルーバーに囲われたテラスを見る。(※)
 
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2階寝室からテラスを見る。テラスの上はロフト ロフトからフリースペースを見下ろす。(※)
 
 
 
  図面はこちら(PDF)    
 
 
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