Home > 施工事例戸建住宅(50音順)逗子KD邸

逗子KD邸 -屋上段々テラスのある家-

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旗竿敷地の奥に建つ建物。左上に屋上段々テラスが見える。
  
建設地 神奈川県逗子市
家族構成 ご夫婦+子供1人
構造/階数 木造在来工法2階建
敷地面積 約188m2 ( 57坪)
用途地域 第一種住居地域
建蔽率/容積率 60%/160%
建築面積 約73m2 ( 29坪)
延床面積 約127m2 ( 38坪)
設備 電気、給排水、空調、床暖房、TV、電話、インターホン
設計・監理 植本計画デザイン
植本俊介・宇多文子
構造設計 SIGLO建築構造事務所
山口吉紀
施工

成幸建設

熱田雅利

竣工 2010年6月
本体工事費 約3000万円(79万円/坪)
 

 披露山を目前に眺める開放的な屋上テラス、2階リビングと一体感のあるテラス、ルーバーによって大きく囲われた庭、デッキにつながる浴室、玄関とつながった土間等、外部空間の心地よさと楽しさが感じられる住宅です。

 
 敷地は海岸から歩いてわずか5分の場所にあり、西側には披露山の小高い丘も一望できる住宅街の中にあります。海辺らしいおおらかな雰囲気が感じられ、海から水着のままで帰ってきたり、テラスで裸で日光浴をしたり、そのようなライフスタイルが似合う場所です。
 
 
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カーポートからアプローチを振り返る。
 
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カーポートとつながる玄関土間。木とスチールを組み合わせた軽やかな階段。
 
 建主さんはご夫婦と小学生のお子様の3人家族。おおらかな場所にふさわしく、暮らしぶりもおおらかな方なので、全体的にもおおらかな建物が合っていると考えました。したがって、室内だけではなく外部空間も最大限に活用し、海辺の開放性を生かした特徴的な空間を持つ住宅にしたいと考えました。
 
 温暖な場所では「室内」だけで過ごすように考えられた住宅は片手落ちです。「外部で過ごす」あるいは「外部とつながって過ごす」ことが積極的に評価されるべきです。そのためには、自然からの防御と自然への親和性をどう両立させるか?同時に、周囲の人的環境からの防御と親和性をどう両立させるか?が課題となりました。
 

 庭があっても周囲から丸見えであればあまり使われなくなります。しかし、緩く遮断されているだけでもテラスや庭がインテリアとして機能し、屋上であれば、丸見えでもあまり気になりません。人間の持つ閉鎖と開放の感覚は微妙なものです。敷地周囲はごく普通の住宅街であるため、周囲に対しては庭を取り囲む1.5層分のルーバーによって視線を緩く囲い込んで安心感のある生活領域を形作り、空と山の眺望に対しては大胆に開くことにしました。囲い込みの程度を適切なものにするため、庭を囲い込んでいるルーバーは、場所によって最適になるよう、ピッチ、角度を少しずつ変えています。

 

 また、階段状の屋上テラスは、披露山へ向いた舞台装置であるばかりでなく、少しでもテラスを持ち上げ、無理なく高い位置まで到達できるように考えたものです。屋上段々テラスの下はリビングとなっていて、そこだけ傾斜天井により高くなっています。その傾斜を利用して低い方から高い方へ上がる階段状のテラスとしたのです。

 
  
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洗面とつながるバスルーム。右手はさらにバスコートへとつながる。
 
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1.5層分のルーバーに囲われた庭。いずれ植栽が施される予定。
 
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階段及び玄関土間を見下ろす。
 
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リビングダイニングからキッチンを見る。傾斜天井の上は屋上テラス。右はワークスペース
 
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 ステンレス製のキッチン。ガスコンロには業務用を組み込んでいる。
 
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リビングダイニングからテラスを見る。
 
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夕暮れ時の2階テラス。
 
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リビングと一体となった2階テラス。鉄骨階段を登って屋上へとアプローチする。
 
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屋上から2階テラスとルーバーに囲われた庭を見下ろす。
 
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2階屋根から突き出た屋上段々テラス
 
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披露山を目前に眺める屋上段々テラス。左手奥には海が見える。
 
 
 
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