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川崎MS邸 -中庭のある2世帯家族の家-

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親世帯のリビング。中庭側には開き、隣地側はプライバシーを守るため、開口は控えめ。天井は構造あらわしとしている。
  
建設地 神奈川県川崎市
家族構成 二世帯
構造/階数 木造在来工法2階建
敷地面積 約261m2 (79坪)
用途地域 第二種住居地域
建蔽率/容積率 60%/200%
建築面積 約116m2 (35坪)
延床面積 約160m2 (48坪)
設備 電気、給排水、空調、床暖房、TV、電話、インターホン
設計・監理 植本計画デザイン
植本俊介・後藤智揮(元所員)
構造設計 蔵工房建築事務所
木戸岩夫
施工

柏原建設

森 哲

竣工 2014年7月
 

 既存住宅の建て替えにより、1階を親世帯、2階を子世帯とした二世帯住宅です。南側にある既存の庭に対して、コの字型に開いた中庭を設け、室内からも庭の緑を積極的に楽しめるようにしました。

  
 二世帯住宅は、完全分離型、分離型ではあるが内部ではつながっているタイプ、リビングなど一部のスペースを共有するタイプの3パターンに分けられます。この住宅は、玄関は別々ですが、内部ではつながっています。各々プライバシーも保ちつつ、家族の気配も感じやすいし、必要な時には行き来しやすいことがメリットです。
 
 
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庭に開かれたコの字型の中庭。左がリビング。右が書斎。中央部には木が植えられる予定。
 
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建て替えにあたっては、既存の塀や庭の樹木は極力残すようにした。
 
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石も既存の庭で使われていたものを再利用。石組みなどは新築住宅に合うように再配置。植栽は選定する程度でそのまま利用。
 
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玄関横の松の木も古い家から引き継いだもの。右が親世帯、左が子世帯の玄関。
  
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親世帯の玄関は外部からの石貼りを連続させている。 右に折れると寝室前の廊下に出る。右奥はリビング。
   
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リビングは反対側の書斎側より張り出しを大きくして、庭とのつながりを強めている。
 
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書斎は収納を通って玄関ともつながっている。
 
 二世帯住宅を作るにあたっては、土地が広いが故に、賃貸なども取り込んだ高度利用の可能性もありましたが、建て主さんは自らがゆったりと暮らすことを選択されました。
 
 従って、ゆったりとした暮らしが実現出来るような、ゆったりとした空間を作ることを第一に考えました。
 

 既存の住宅は南側に広い庭を持つ、空間的には贅沢な家でした。建て替えにより、建物が大きくなると、どうしても庭が削られてしまいます。それは致し方がないのですが、数字的な広さが若干縮まっても、むしろ庭の拡がりが感じられ、建物と一体感を持つように、庭に対してコの字型に構え、中庭を通して、庭の雰囲気を建物側に引き込むことにしました。

 

親世帯
 1階の親世帯は、ご年配のご夫婦のお住まいです。リビング・寝室・書斎が全て、コの字型に庭を囲んでいます。そうすることで、どの部屋からも庭が眺められますし、家族が違う部屋にいても、プライバシーを守りつつ、人の気配を感じることが出来ます。寝室からも中庭が望めるので、将来的に介護が必要になった場合でも、気持ち良く暮らせるようになっています。

 

子世帯
 2階の子世帯はスッキリとしたワンルーム的な間取りとし、北側に水回りと収納を集約。南側は中庭や庭に対して開かれています。ダイニング中央からは、中庭と通して、庭を見下ろすことが出来、両サイドは2つのテラスに面しています。

 
 
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子世帯の玄関は床のタイルを変え、雰囲気を変えている。 細い丸太の手摺りは旧宅からの再利用。
   
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子世帯からも中庭と通して庭を見通すことができる。
 
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ガラスタイル貼りの腰壁の奥が階段。階段奥は寝室。寝室側にもテラスがある。
  
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家の中心部にオープンなキッチンを持ってきている。リビング本棚の奥は洗面・浴室。
 
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キッチンからストレートにつながる洗面・浴室。 北側にも関わらず明るい水回り。
 
 
 
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