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荻窪NS邸 -2つの庭を持つメゾネットの家-

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親世帯のLDKはテラスと広い庭に面している。奥側壁面に大工工事による造作家具をしつらえた。
  
建設地

東京都杉並区

家族構成 親世帯:単身、子世帯:賃貸中
構造/階数 木造在来工法2階建
敷地面積 約141m2 ( 43坪)
用途地域 第一種低層住居専用地域
建蔽率/容積率 40%/80%
建築面積 約56m2 (17坪)
延床面積 約108m2 (33坪) 親世帯612 (18坪)、子世帯472 (14坪)
設備 電気、給排水、ガス、空調、TV、電話、インターホン
設計・監理 植本計画デザイン
植本俊介
構造設計

蔵工房建築事務所

木戸岩夫

施工

友伸建設

五味敬之

竣工 2014年2月
 

 分離型の二世帯住宅。玄関は別々とし、独立性とプライバシー確保を重視。家族構成の変化に伴って、一方を貸せるようなプランニングにしています。

 
 敷地は荻窪駅から徒歩圏内の閑静な住宅街。袋小路の突き当たり部分にあり、近隣には公園もあります。非常に良い環境ですが、建坪率40%、容積率80%のため、二世帯住宅にするのには、面積的に厳しいものがありました。
 
 二世帯住宅のプランニングは大きく分けて、1、2階で上下に分ける場合と、それぞれをメゾネットにして平面的に分ける場合があります。
 
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おひとり住まいなので十分な広さのLDK(親世帯)
 
 プライバシーを守れるのは後者です。今回も基本的には後者の考え方ですが、面積配分の都合から、水回り部分が上下に重なったクロスメゾネット形式を採用しています。水回りがお互いの住宅の緩衝帯となり、浴室や洗濯機の音なども隣の住戸へ伝わりにくいのがメリットです。
 
 建坪率40%は容積確保の観点からは不利ですが、逆に言えば、庭を広く取れるということでもあります。北側接道なので、北側にアプローチと1台分の駐車場を確保。その他の空地は全て南側に庭として確保しました。赤の他人が暮らすことも想定しているので、それぞれの住戸は窓が見合うということがなく、専用庭も互いの様子が見えないように配置上工夫しました。想定通り、子世帯の方は当面他の方に貸すことになりました。
 

 今回は法的な制約があり、準耐火建築物にしなくてはならなかったこと、コスト面の制約もあり、プラスターボードにクロス貼りの内装です。キッチン・洗面・建具も既製品が中心です。しかし、要所要所には造作の家具(シナ合板)を入れ、床は無垢材(カバザクラ)、デッキも無垢材(セランガンバツ)を使用しました。部分的に木を使うだけでも、単に既製品だけで構成するのとは違った空間になります。なんでも工夫が大事です。

  
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親世帯外観。1階がLDK、2階が寝室〜和室。外壁はサイディング貼り
 
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気候の良い時には開け放したり、テラスでの食事も可能(親世帯) 奥側は1階が親世帯の水回り、2階は子世帯の水回り。
 
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庭が見渡せる水回り。洗面、浴室とも既製ユニットを使用。(親世帯)
 
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2階は和室と寝室が続き間になっており、建具で仕切ることが可能。御家族の来客が泊まることも可能。(親世帯)
 
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子世帯1階のLDK。小さいながらもテラスと専用庭を設けている。
 
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キッチンは既製システムキッチン。壁奥に電子レンジスペースと収納をしつらえ、階段下も有効利用(子世帯)
 
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子世帯2階は、バルコニーに面し、ワンルーム的に広々とした居室
 
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玄関には視線の抜けを作っている(子世帯) 子世帯2階の水回り。上から採光を取っている。
 
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子世帯庭側の外観。右側が子世帯玄関。左奥が親世帯。 アプローチ側の外観。右が親世帯、左が子世帯。
 
 
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