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狭山NM邸 -庭・坪庭・音楽室のある平屋の家-

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水平基調の平入りの外観。壁は焼杉に超撥水塗装
  
建設地 埼玉県狭山市
家族構成 ご夫婦
構造/階数 木造在来工法平屋建
敷地面積 約270m2 (82坪)
用途地域 第一種中高層住居専用地域
建蔽率/容積率 60%/200%
建築面積 約114m2 (35坪)
延床面積 約112m2 (34坪)
設備 電気、給排水、空調、ガス、床暖房、TV、電話、インターホン
設計・監理 植本計画デザイン
植本俊介
構造設計 蔵工房設計事務所
木戸岩夫
施工

笹森工務店

笹森得夫

竣工 2015年1月
 

 埼玉県狭山市郊外。80坪を超える敷地に50坪超の2階建の立派な御自宅がありました。しかし、お子様方が独立され、ご夫婦のお二人住まいでは、部屋数ばかり多く、むしろ使いにくい状態になっていました。

 

 敷地が広いですから、お二人住まいでは2階建ての必要はなく平屋で十分ですし、高齢化に向けても平屋の方が楽に暮らせることは間違いありません。

 

 当初はリフォームも検討されましたが、2階建を平屋にするのはお金がかかるわりには、理想的な形状にはなりません。一度スッキリさせたいというご意向により、建替えという選択肢になりました。

 
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玄関を入ると正面には坪庭がある。窓上にはロールスクリーンボックスが仕込んである。
 

 平屋の一番の良さは庭とのつながりです。建物を北側に寄せ庭を出来るだけ確保。冬の日照確保にも有利です。家の中のメインの居場所であるLDKとお二人の個室を全て庭側に配置。平屋は空間が単調になりがちなので、家の中央部、リビングの北側には坪庭を設け、玄関、和室(客間)、浴室が坪庭を囲むようにしました。

 

 奥様がチェロを奏でる音楽室は防音の意味からも水回りを挟んで北側に配置。壁も開口部も全て二重構造になっていますが、防音室にありがちな閉塞感のある部屋ではなく、日常でも快適な全てが手作りの防音室となっています。

 

 内、外部とも木をふんだんに使用し、構造は杉の現し。外壁は杉板。床はナラ、浴室はヒノキなど、木の種類も適材適所で変えており、「木の競演」が見られる正真正銘の木の家です。

 

 開口部は多いですが、ペアガラス&障子の採用により、温熱環境にも優れ、床暖房もあるのにもかかわらず、実際の消費エネルギーもかなり低く押さえられています。単に数字を追い求めるだけでない真に居心地の良い住まいです。

  
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南面の広い庭に面するLDK。傾斜天井により空間に変化をつけている。障子を全て引込としたスッキリとした納まり。
 
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障子を閉めるとモダンな和の空間となる。梁は杉、天井板は岩手杉、床は北海道産のナラ、壁は軽装漆喰土
 
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縁側を介して庭とつながるリビング。縁側材はクリ材に超撥水塗装
 
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庭をL字に囲んだ南側外観。西側の張り出しは西日と隣家からの視線をブロックする役割も果たしている。
  
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全体は隠しつつ、視線は抜けるように緩やかに仕切られたキッチン
 
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奥様の楽器練習用の防音室。壁は簡易防音仕様。扉や窓は手作りの二重ドア
 
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リビングの雨戸は手作りの通風採光雨戸。材料はヒノキを仕様
 
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キッチンから和室と板の間を組み合わせた奥様の寝室を望む 北側和室から坪庭を見る
 
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坪庭に面する浴室。壁・天井材は青森ヒバ。 洗面は浴室と一対になり坪庭からの光を取り込む。
 
 
 
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