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杉並MI邸 -最上階らしさを復活させたインフィルリフォーム-

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西側のテラスに向かって開かれたリビング。構造的に問題のない雑壁を取り除き実現
  
建設地 東京都杉並区
用途 専用住宅
構造/階数 鉄筋コンクリート造3階建の3階部分
改築面積 約130m2 ( 39坪)
設備 電気、ガス、給排水、空調、床暖房、TV、電話、インターホン
設計・監理 植本計画デザイン
植本俊介・小川晶子
構造設計 SIGLO建築構造事務所
山口吉紀
設備コンサルタント ZO設計室
柿沼整三・堀 静香
施工

友伸建設
原 勝正・五味敬之

竣工 2007年6月
 

 クライアントは3階建の自社ビルの最上階(3階部分)をご自宅として使っていました。もともとの設計は、最上階にも関わらず、単に部屋を並べただけの中廊下型のプランでした。一部に設けられていたトップライトも効果的とはいえず、西側と北側のバルコニーも十分には使われず、忘れられたスペースになっていました。Mさんは現状にかなり御不満の様子で、一部を残して階全体をリフォームして欲しいというのがご希望でした。

 

 
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玄関の横の扉を開くとリビングダイニングが広がり、一気に奥まで見渡せる。
 
 
 リフォームには構造躯体(スケルトン)自体に手をつける躯体リフォームと内装(インフィル)だけをいじるインフィルリフォームがあります。
 
 今回は内装だけを変えるインフィルリフォームです。ただし、構造体を全くいじらないと開口など制約により、魅力的なものにはなりにくいので、構造設計の専門家と相談の上、構造に影響のない範囲で開口位置も一部変更しています。
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梁型を利用した下がり天井と間接照明。空間にアクセントを与えるための仕掛け。
 
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奥のタタミスペースから入口方向を振り返る。
 
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東側の腰高窓を活用したダイニング。朝日が入る落ち着けるスペース。
 
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既存の浴室部分は対面型のキッチンに変身。
 
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旧浴室出窓は手元を明るくする光窓に変化 トイレ収納上部の壁は逆側から使う洗面収納
 
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トイレの壁に食い込んだメディシンキャビネットと洗濯機置場の引込収納戸が生活感を隠蔽。
 
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元バルコニーだった場所が斜線を生かした非日常的なバスルームに変身。
 
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北側のマットな光を受けくつろげるバスルーム 屋上への階段も窓をかわすように付け替え
  
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寝室も半室外のサンルーム部分を室内に取り込み、スペースを拡張
 
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収納は床と色を合わせて落ちついた雰囲気としている。
 
 

部屋を並べただけの空間から流動的な空間へ

 

 家の中心にリビングダイニングを据え、廊下をできるだけ少なくし、自然な流れが生まれるひとつながりの空間としました。

 

◆閉じた空間を外部に向かって開く

 今ひとつ使われていなかった西側のテラスに向かってリビングダイニングを開き、東側にも窓を開け、テラスとリビングを一体化し、光や風を取り込んだ空間としました。テラスの外側には目隠しの板塀を設け、プライバシーを守っています。

 

◆非日常的なスペースを取り入れる

 北側の使われていないバルコニーをインテリア化し、開口を斜線制限に沿ったナナメのハイサイドライトとし、北側の暗く使えなかった空間をこの家で最もユニークで非日常的な空間として蘇らせました。

 

 
 
 
 
 
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