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川崎SG邸 -インナーテラスを取り込んだ拡がりのある家-

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北西側のインナーテラスに大きく開かれたLDK
  
建設地 神奈川県川崎市
用途 一戸建住宅
家族構成 夫婦
構造/階数

鉄骨鉄筋コンクリート造7階建の7階部分

用途地域 商業地域
改修面積 7階約1432 のうち、住戸約116m2 (35坪)、EVホール8㎡、デッキテラス29㎡
設備 電気、ガス、給排水、空調、床暖房、TV、電話、インターホン等
設計・監理 植本計画デザイン 植本俊介
構造コンサル

蔵工房設計事務所 木戸岩夫

施工

東急コミュニティー

友伸建設 五味敬之

竣工 2016年12月
 

 自社ビル最上階(7階)のご自宅部分の改修事例です。ご両親のご自宅だったものを、建主さんが引き継がれるに当たって、終の棲家として、ご自身が使いやすいように全面改修することになりました。

 

 改修前は3LDKの中廊下型の間取りでしたが、開放感に乏しく、部屋数が多すぎ、ご夫婦がお使いになるのには、不便な状態でした。断熱もされており、サッシュもペアガラスでしたが、最上階(7階)なので、夏はそれなりに暑く、北西向きのバルコニーから西日がモロに射し込み、より暑さを感じる状態でした。また、線路脇なので電車の音も若干気になる状態でした。

 
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玄関の位置も付け替え、ギャラリーのような広々とした空間とした。
 
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玄関と玄関ホールが一体となったギャラリー
 
 理想的な住宅にするために、部分改修ではなく、一旦、躯体のみのスケルトンにして、窓もかなりの部分を付け替え、内部(インフィル)を全面改修することになりました。
 

◆空間の考え方

○部屋を並べただけの空間から拡がりのある空間へ

 家の中心にリビングダイニングを据え、廊下をなくし、自然な流れが生まれるひとつながりの空間としました。

 

○内部的に取り込まれたインナーテラス

 北西側のバルコニーをより魅力的にするため、リビングダイニングの開口を大きくし、庇やルーバーを取り付けたインナーテラスとしました。リビングと一体化したインナーテラスは、光や風が取り込まれた空間となっています。

 

○天井の高低で変化を演出

 改修前は梁型を隠したフラットな天井で天井高は2400mmでし

た。水回り位置の変更により、床を上げなくてはならず、そのまま床を上げると、さらに天井が低くなってしまいます。そこで、梁のない部分は出来るだけ天井を上げ、梁の部分は、梁型を隠すと同時に、空調の設置スペースや間接照明を設けた低い天井部分をあえて作り、天井の高低で空間を演出しています。

 

○パブリックからプラベートゾーンヘ

 改修前は玄関が家の中心近くにあったため、まとまった空間が取りにくく、リビングの広さも十uc2 分ではありませんでした。玄関の位置をEVホールから直接アクセスできる家の端部に付け替え、ギャラリー的な玄関ホールを通って、リビングにアクセスできるようにしました。リビングは来客も招き入れる空間ですが、その他の諸室はプライベートゾーンとして、玄関からは奥側に配置しています。

 

○小部屋、収納、水回りによってが線路側のバッファーゾーン

 線路側には、書斎、納戸、水回りを配置し、日常の居場所であるLDKと寝室の静粛性を保つようにしています。

 

○断熱を強化した冬暖かく、夏涼しい家

 改修前の断熱仕様は屋根・壁共、スタイロフォーム25mm打ち込み、サッシュはアルミのペアガラスでした。改修に伴い、屋根は既存断熱に現場発泡ウレタン50mmを追加、壁は20mm追加し、サッシュも主要な開口部は断熱性の高い木製サッシュに替え、トータルで2倍以上の断熱性能を獲得しています。

 
 
  
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北西側のバルコニーには西日を遮る庇とルーバーを取付け、インナーテラス化
 
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リビングダイニングからキッチンを見る。中央は梁型を利用した下がり天井と間接照明。床材はウォールナット
 
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フラットタイプのダイニングキッチン。ダイニング側は飾り棚収納 デザインにもこだわったトイレ手洗
 
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洗面と浴室の間は強化ガラスとし、一体的で広々とした空間としている。天井はベイヒバ材。床壁はタイル
 
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浴室から洗面、トイレ手洗を振り返る。
 
 
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