Home > 施工事例店舗・学校・その他K-PROJECT(計画案)

K-PROJECT -場所の記憶を継承する“海辺の納屋”-

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海側からの俯瞰。手前がダイビングセンター、奥はシャワー棟。
  
建設地 静岡県
用途 ダイビング関連施設
構造/階数 鉄骨造平屋建
建築面積/延床面積 約638m2/約632m2
プロデュース・全体計画

B.U.L.街づくり研究所      大塚幸雄

設計・監理

植本計画デザイン         植本俊介

track            杉本洋平

協力設計者

建築  サーカス         宮本泰成

構造  SIGLO建築構造事務所 山口吉紀

設備  ZO設計室        柿沼整三

外構  track        栗田 融

 

 古くからの観光地にダイビングのための施設を計画しました。建替により、ダイビングセンターと付属建物(シャワー棟)を新たに建設する計画です。

 

 計画地は海に開け、ヤシの木が点在するのどかな場所。既存建物は老朽化しており特に残すべきものはありません。

 
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同じく海側からの俯瞰。実際の海岸はもう少し手前。中央はダイバー達が集う広場
 
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右側が海に開ける。奥は潜水訓練のためのプール
 
 ただ、時間が止まってしまったようなこの場所の雰囲気は貴重であり、その雰囲気を残した上で、新たな要素をつけ加えていくことにしました。
 
 ダイビングセンターとはダイバー達が集う場所であり、海へ入る前の準備、上がってからの休息、そして日常的な訓練・研究を行う場所です。ダイビングが自然に対峙し、生死をかけた厳しい行為であるが故、饒舌な建築は必要ありません。
 

 海岸に取り残された納屋のように最小限の柱と屋根で構成される開放的な建物が、ダイビングという行為、そしてこの場の雰囲気に似つかわしいと考えました。

 

 全体配置は、ダイバー達が集う広場を中心とし、ダイビングセンター、シャワー棟、訓練用のプールで広場を緩やかに囲むようにしています。

 

 ダイビングセンターは自然公園法に則った切妻の建物とし、一部に中庭を設け、内部と外部が曖昧につながり、全体としてはひとつの大屋根に包まれる空間としました。

 

 基本設計まで終了しましたが、クライアント側の事業的なご都合でこの計画は実現には至っておりません。

 
 
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ダイビングセンタ内部。採光のために屋根を一部開けている。 ガラスで区切られた内部と外部の中庭の区別を曖昧にしている。
 
 
 
 
 
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